0.8L電気ケトルはこんな人におすすめ
欲しい量のお湯を短時間で作ることができる電気ケトル。使い始めてしまえば、鍋やヤカンでお湯を沸かすよりも便利で手放すことができなくなる家電のひとつです。
今回は、手頃な大きさとなる0.8Lサイズの電気ケトルを見ていきます。
ティファールが0.8L~1.5L、タイガー魔法瓶が0.6L~1.2Lのサイズを展開しており、0.8Lは小さめの電気ケトルになります。
朝食に
大きめのマグカップが300mlですので、2人分のマグカップのお湯を沸かすことができます。
クノール カップスープに必要なお湯は150mlで、5人分が湧かせます。
ティータイムに
ティーカップは満杯が約200ml、普通に注ぐと130~150mlですので、5~6人分を一度に湧かすことができます。
湯呑みは小さいものは約70ml、大きめのもが約130mlですので、6~11人分を湧かすことができます。
夕食や軽食に
夕食を作るときに、お湯を沸かすためにコンロが一口占領されますが、電気ケトルがあれば、お湯を沸かす間にコンロで他の事ができます。
たとえば、スパゲティを茹でるお湯を電気ケトルで作れば自動でお湯が沸くので、その間にお鍋が沸くのを気にすることなくソースを作ったりスープを作ったりすることができます。
カップラーメンを作るときも便利です。
日清のカップヌードルに必要なお湯の量が300ml、エースコックのスーパーカップが480ml、明星 一平ちゃん夜店の焼そばが540mlですので、普通サイズ~大盛りサイズに充分な量です。
ただし、ペヤングのソースやきそば超大盛で必要量のお湯が820mlなので、日常的に超大盛りを食べる人はもうひとつ大きなサイズにした方が良さそうです。
ミルク作りや離乳食に
ミルクを作るときには、一旦沸騰させたお湯を冷まして使います。1日何度も行うのでとても大変です。
ミルク作り用の調乳ポットや温度調整つきの電気ケトルもありますが、わざわざ購入しなくても普通の電気ケトルで十分。
一旦湧かしたお湯を保温できる水筒や魔法瓶などに入れておけば、徐々に冷めて適温になります。電気ケトルで作ったお湯と混ぜたり、ミルクが終わったタイミングで次のミルク用のお湯を沸かしておいてそのままスイッチを切って冷ます、という方法も。
電気ポットの代わりに
一度に2~4リットルのお湯が沸かせる電気ポットは保温もできて便利ですが、保温しているあいだ電気代がかかるのがネック。
毎回使うのが少量であれば、電気ケトルでそのたびに沸かした方が電気代もお得になります。
大量のお湯を使う、常時お湯が必要、でなければ電気ケトルの方が便利かも。
お年寄りに
お茶やコーヒーを飲むたびにヤカンでお湯を沸かしているのなら、電気ケトルをオススメ。
スイッチ1つでお湯が沸きますし、空焚き防止機能や自動電源オフなどの安全機能がありますので、ガスを使うよりも安心です。
0.8Lサイズなら、お年寄りのご家庭でも使いやすいサイズです。
ティファール アプレシアプラス
電気ケトルを日本で広めたブランドと言えるティファール。
コンパクトで使いやすいサイズの定番モデル「アプレシア・プラス」
注ぎやすい注ぎ口や持ちやすいハンドル、湧いたら自動的にスイッチがオフになる「自動電源オフ機能」、残量が外から見える目盛りつき窓、ほこりが入りづらくなる注ぎ口カバーなど、誰でも使いやすいモデル。
タイガー魔法瓶 わく子 PCM-A080
やわらかなでコンパクトなフォルムで持ちやすいデザインの電子ケトル。
転倒した時のお湯漏れを最小限にする「転倒お湯もれ防止」や沸騰中も本体が熱くならない「本体二重構造」、蒸気量を約90%カットした「省スチーム設計」などの安心・安全設計。
子どもたちの安全・安心のためのデザインを顕彰する「キッズデザイン賞」、価格.comで満足度の高い製品に選出された「価格.comプロダクトアワード金賞」などを受賞した実力派。
機能比較
ティファール アプレシア・プラス |
タイガー魔法瓶 わく子 PCM-A080 |
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容量 |
0.8L
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0.8L
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重量(電源プレート含む)
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840g
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930g
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ケトル本体
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640g
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720g
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コードの長さ
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1.3m
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1.3m
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カラー展開
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ホワイト(KO6301JP)
カフェオレ(KO630AJP)
シュガーピンク(KO6307JP)
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マットホワイト(PCM-A080WM
)
アッシュグレー(PCM-A080HA)
シェルピンク(PCM-A080PS)
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定格消費電力
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1250W
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1300W
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沸騰までの時間
コーヒー1杯(140ml)
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1分1秒
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1分
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沸騰までの時間
満水(0.8L)
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4分
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4分
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水量目盛り窓
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0.3L、0.5L、0.8L
2杯分、3杯分、4杯分、5杯分
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0.4L、0.8L
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本体二重構造
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×
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○ |
お湯漏れ防止
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○
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○
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自動電源オフ
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○
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○
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空だき防止
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○
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○
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フタ
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90度以上開く
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ワンタッチ着脱
取り外し可能
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蒸気レス
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×
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○
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アプレシアプラスとPCM-A080、どっちが買い?
普及モデルでどちらかを選ぶとなると、有名なティファールを選びたくなりますが、今回私が推したいのは、タイガーの「わく子」。
取っ手の下が切れているデザインは、手が入れやすいですし、手が大きな男性にも持ちやすい形状。
フタが取れるので、お手入れもしやすい。
二重構造で外側が熱くなりにくく、ある程度の保温効果も期待できる。
蒸気レス機能もあるわく子のほうが、お子さんがいる家庭でも使いやすいのではないでしょうか。
ただ、ティファールがコーヒー1杯分から目盛りがあるのに比べてわく子は目盛り窓が0.4Lからなので、少量のお湯を1日複数回沸かすのならば、ティファール アプレシア・プラスのほうが使いやすいでしょう。